ネットビジネスについて
ネットビジネスは儲からないの根拠について
お金は、お金を持っている人から取るのが合理的な資本主義
だから、お金を持っている人を探すことが重要
利用ユーザが多いソフトウェアは、マーケットといえる。
たとえば、インターネット上の記事は、ただのHTMLだが、
googleの検索DBに取り込まれると、googleマーケットとなる。
マーケットが大きい=情報の流通量が多い
情報の流通量が多いと便利なものといえば
- 広告
- 共有文書
- 接続の確率
フラット化する世界でも述べられるように、ネットではあらゆるものが共有される
共産主義では、あらゆるものがあらゆる人に平等に与えられる。
究極の資本主義と共産主義は何が違うのだろう?
- タダで提供されるサービスは、平等な価格設定ではない
- サービスの利用の仕方は、個人の裁量に任される
- いつでもサービスを変更することができる
つまり、自分の意思で決定することができるのが資本主義であり、
社会の意思で決定されることは共産主義ということになる。
で、話をもどして全てのサービスがタダもしくはそれに近い価格帯で提供されるとどうなるか?
- 貧富の差がなくなる←基本サービスの敷居が下がるため
- 流通量の多いマーケットができる
つまり、水道とか電気みたいに、本来価値のあったものが、
暮らしに最低基準のインフラとして扱われる。
水道会社や電気会社は設備投資が大きいから参入リスクが高いが、
インターネットでは参入リスクが低い。
するとパイが小さくなって儲けることが難しくなる。
ただし、マイクロソフトのように、他社が参入不可能なOSというインフラに乗ってしまえば参入リスクは高くなり儲けることができるのであろう。
(砂漠モデル)
携帯電話がタダで、通話料で稼いでいるNTTと同じような方式だ。
要するに、キャッシュフロー経営を重視し、初期導入費用を下げてランニングコストで稼ぐ手法だ。
Skypeのランニングコストは通話料だが、
blog, google, acrobatのランニングコストはない。
ランニングコストは、薄く長くとれるため、敷居は低くなる。
ロリポップの発展もランニングコストが安かったからだ。
ビジネスモデルの考慮点としては、以下のキーワード
- タダでの配布による高い普及率→マーケットの拡大
- ランニングコストにあたる手数料を確保(サービス提供料・管理手数料)
既存のサービスに比べてコストパフォーマンスが高ければ
ユーザは金を出す(そっちの方が特するから当然だ)
だから現在、お金をかけて過ごしているが、
コストパフォーマンスを上げる余地のあるサービスを探す。
- 課題
- 支出の項目調査
- ランニングコスト有無