[麻雀] 片山まさゆきの麻雀理論に学ぶ

おばかミーコ(1巻)

  • 1-1 リャンメンで待て
    • 良形で待てということ。
    • 麻雀はただ早く張ればいいというゲームではない、いかにあがるかのゲームであるからテンパイの形が重要であるということ。
  • 1-2 先手・良形・高得点
    • おばかミーコの波溜は、攻撃的麻雀である。一度行くと決めたら振り込むまで手は休めない。
    • なので、行くか、降りるかの判断が非常にシビアである。
    • この場は行くか、降りるかを決定は、システムで固定化することにより迷いをなくす。
    • その判断基準が、先手・良形・高得点である。
    • この3つのうち、2つを満たせば行く、満たせなければ降りるというシステム。
  • 1-3 弱い部分をフォローしろ
    • 麻雀は、数合わせのゲームである。なのでメンツが揃うように牌を残したり捨てたりする。
    • 弱い部分をフォローとは、そのほうがメンツになりやすいからだ。
    • たとえば、「りすす三三四七八九發發468」とあった場合、
    • 「り」か三を捨て牌候補にするが、「り」「す」のカンチャンと三四のリャンメンでは、カンチャンのほうが弱いから、カンチャンをフォローする「す」を残して三を切るということだ。
    • 実際に受ける数を数えてみると、
      • 「りすす」は、さ4、す2=6枚が有効(メンツの受け)
      • 「りす」は、「さ」4=4枚が有効(メンツの受け)
      • 「すす」は、「す」2=2枚が有効(メンツの受け)もしくは頭固定
      • 三三四は、二4、三2、五4=10枚が有効(メンツの受け)
      • 三四は、二4、五4=8枚が有効(メンツの受け)
      • 10→8(20%減)の受けの減少よりも、6→4(33%減)の受けの減少のほうが牌効率が悪いということだ
      • 上記の場合、他のメンツで頭がない場合は、頭固定で有効と考えてもよい
  • 1-3-2 イーシャンテンはリャンメン+縦フォローの最強コンボ
    • つまりこんな形
      • 二二三+「ちぱ」+55
      • このイーシャンテンは、有効受け牌:一4、四4、二2、ろ4、き4、52=20牌でどれを引いても待ちがリャンメンになる完全イーシャンテンなのだ
  • 1-4 遠くて安い鳴きはタブー
    • 波溜は、攻撃的麻雀であるから、攻めるときはとことん攻めなければならない
    • なので、鳴き=攻めであり、鳴いた時点で、先手・良形・高得点の2つを満たさなければいけない。
    • なので、鳴いて良形テンパイもしくは、高得点のテンパイ(少なくとも良形イーシャンテン)が必要。
    • つまり、三シャンテンでの鳴きはなく、悪形が残るリャンシャンテン鳴きも存在しない。
  • 1-5 現物0か1ならまっすぐ
    • これも攻撃的麻雀であるがゆえにシビアな選択肢
    • 波溜麻雀では、5順目以前にあがりに向かうか、降りるかを決める必要がある
    • つまり、6順目以降、オリを決めたのならとことん安牌を確保する必要がある
    • 現物0か1ということは、オリに入っていない状態ということだ。
    • それならば、まっすぐ攻めるべきという筋が立つのである
  • 1-7 リーチ・ホンイツ・クイタン
    • これは、麻雀の基本役であるリーチ、ホンイツ、クイタンが、初心者にも上級者にも非常に大事な役であるという意味。
    • 麻雀の攻防には、ぶっつけ、かわし手、撤退がある。
    • ぶっつけとは勝負を決める大物手のことで、ホンイツ等の一色手が大物手になりやすい。
    • かわし手とは大物手をかわす手のことで、クイタンが、瞬発力があり有効である。
  • 1-8 外側からでもポンOK
    • 2233とトイツがあった場合に、33をポンした方が22もポンしやすいような気がするが、実は22からポンしても33が出やすいということを表している。
    • これは、22と鳴かれた場合、2が3枚見えることによって、3がペンチャン(ハジ牌)化し、3も処理されやすいという理論である
  • 1-9 牌をこぼすな
    • 麻雀は精神力が重要なゲームである。
    • 牌をこぼすことにより、見せ牌扱いになったり、相手に負い目を感じては不利になるだけという考え